実施状況は大学ごとに異なる

これは、メリットで書いた、

「一般入試よりも多く受験できる」

ということと反対の意味になるでしょうか。

一般入試とちがい、編入試験の試験日は、大学によって様々です。

一般的には、理系の大学・学部は6月〜9月までですが、文系の大学・学部は、10月〜12月までと、1月〜3月までの2つの時期に分かれているようです。

ところが、最近では、どの大学でも試験日が早まる傾向にあります。

おそらく、高い学力を備えた学生を早く確保したいという大学の考えからでしょう。

そのため、試験日には十分に注意して下さい。

去年は8月に実施していた大学・学部が、今年は3月に実施、という可能性も考えられます。

また、去年には30名の募集があったのに、今年はまったく募集していない、ということも十分あり得ることなのです。

直前に知ってあわてふためくよりも、事前に準備しておくほうが大事なのは、言うまでもありません。

そのためにも、大学に問い合わせたり、HPで調べたりといった、普段からの情報収集が生きてくることでしょう。

編入試験の内容は難しい!

大学編入試験のメリットだけを読んで、

「試験科目が少ないみたいだから、片手間で勉強しても合格できそうだな」

と思われた方。

そんな方は、ほぼ確実に不合格となることでしょう。

わたしは確かに、

「試験科目は、主に英語と専門科目だから、とても勉強しやすい」

と書きました。

しかし、その内容については、大変と感じられることもしばしばあります。

例えば、短大生の自分が、他大学の法学部に編入する場合を考えてみて下さい。

出題される英語も専門科目も、法律学に関する内容です。

しかも、大学2年次修了レベルの問題ですから、甘く見てはいけません。

最近は特に、記述式の割合が増えてきましたしね。

そんな内容の勉強を、短大の勉強に加えてしなければならないのです。

つまり、わたしが言いたいことは、

「競争率が低く、試験科目も少ないが、内容は易しいものではない」

ということです。

もっとも、ほとんどの方は、そんな考えではないと思いますが、”気を引き締める”という意味をこめて書かせていただきました。

一般入試よりも多く受験できる

大学一般入試で受験できる国公立大学は、前期と後期の2校だけです。

つまり、大学一般入試の場合、私立大学はたくさん受験できますが、国公立大学は2回しかチャンスがない、ということです。

一方、大学編入試験では、私立大学だけでなく、国公立大学も、いくつでも受験できます。

そのため、受験日が重ならなければ、

「今月は、国立大学を5校受験する」

ということも可能なのです。

チャンスというものは、多ければ多いほど良い、と言えるでしょう。

難関大学にも入学できる

難関大学に大学一般入試で入学しようと思っても、一般に広く知れ渡っているため、競争が激しくなっています。

合格するのは、容易ではありません。

ところが、大学編入試験なら、大学一般入試よりも競争率は低くなっています。

これは、一般的には知られていないということが大きな理由です。

そのため、大学一般入試でははるかに手が届かなかった大学に編入するのは、十分可能なのです。

このことは、難関大学でよく見られます。

実際に、偏差値40そこそこの大学に何とか合格した方でも、大学編入試験で、有名な国立大学や私立大学に合格した方もいらっしゃいます。

その点で、大学編入試験は、難関大学に挑戦できる絶好のチャンスだと言えるでしょう。

大学編入試験の勉強は、編入後にも役立つ

大学一般入試の場合、どの学部を受験しても、国・社・数・理・英の5教科は必須です。

また、どの教科も、暗記が中心の科目ですね。

文系の学部を目指していても、理系の科目を勉強しなければなりません。

ですが、試験勉強でそんなに大変な思いをしても、入学後はまったく勉強することはないのです。

つまり、それまでの勉強がまったく活かせません。

一方、大学編入試験はどうでしょうか。

試験科目は、一般的に、英語と専門科目。

専門科目は、自分がこれから勉強したいと考えている科目ですから、とても取り組みやすいはず。

それに、勉強した内容は、大学編入後に大きく活かせます。

これが、一般入試と編入試験の大きな違いです。

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